早乙女勝元さん熱く語る!

84歳の初に想う
〜〜忘れてならぬ3.10と3.11

2016年4月2日、84歳の誕生日を迎えたばかりの作家「早乙女勝元」さんが、自らの戦争体験を踏まえて東京大空襲のドキュメンタリービデオとともに、生い立ちを交えながらいかに戦争が人間を否定し命を粗末にするものかを熱く語った。

南は八丈から西は大阪からも早乙女さんの話を聞くために会場狭しと人たちが集まり、講演後もお互いの思いを発表しあう熱気ある会場となった。

1945年3月10日は東京大空襲、一夜にして10万人もの命が失われ、2011年3月11日は福島第一原発の事故発生だ。

数日前、私は福島県の東京電力福島第一原発による被災地まで足を延ばした。車でいくら走っても除染の廃棄物が平積みで買っての住宅街は一面の雑草地だった。大空襲の惨状と重なるが、決定的に異なるのは、戦中の私たちはすぐに焼けトタンを拾い集めて雨露をしのぐ場を確保できたが、こちらでは生活の基盤たる故郷と日常を失った人たちが多い多いことだ。

そればかりか、子供たちの未来に残すべき平和憲法が目下、崖っぷちにある。意地とを第一義とするならば、戦争も原発も次世代にあったはならない。小さな声ででも「それは違う」「これはおかしい」と言い続け、伝えていこう。

熱く語る早乙女さんの情熱は、とても84歳とは思えぬ若々しい青年のような印象でした。

講演後には、早乙女さんを囲んだ懇親会も開かれた楽しい講演会でした。

早乙女さんは参加活動しながら(新刊:蛍の唄 新潮文庫)、民立・民営「東京大空襲・戦災資料センター」館長も務めていらっしゃいます。

平和を熱く語る早乙女さん
平和を熱く語る早乙女さん
熱心に耳を傾ける来場者
熱心に耳を傾ける来場者
八丈から参加した川瀬さんが島踊りを披露してくれた。
八丈から参加した川瀬さんが島踊りを披露してくれた。