凄い!迫力満点!!大室山の山焼き

oomuro12月10日、寒い北風の中、大勢の見物客で駐車場は身動きできなかった。
手前の登山道付近に車を止め、少し歩いて到着、絶好のポジションをキープ。
オットここは桜の里。
静かに点火を待つ大室山。

これからおこるページェントを予知しているようだ。oomuro2oomuro3

正午、花火を合図に松明から火が点火された。リフト乗り場付近では観光客も点火に参加できる。
うっすらと煙りが立ち上り、早くもメラメラと燃え上がる炎が垣間見える。

地元消防団員の手によって、桜の里側の裾野にも点火された。

メラメラと燃え盛る炎の熱が、遠く離れていても肌に伝わってくる。凄いエネルギーだ。とても近くにはよれない。

oomuro5火は一段と激しさを増し、山肌を頂上めがけて駆け上がる。

赤い炎と白い煙り、焼けた後の黒い山肌のコントラストが強烈な印象を与える。まるで映画のワンシーンを見ているようだ。
炎が全山を包む。凄い迫力だ。
山は今、なにを考えているのだろうか、そんな思いがふと頭を過った。

春への胎動を育みつつ、この荒行事にジッと耐えているのであろうか。春に向かっての壮絶な戦いを挑んでいるのかも知れない。

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突然、竜巻きがおこった。火が風をおこし、風が火をあおり、そして煙りが竜巻きとなって天に上る。

1000mはこえているだろうか?轟々と音をたてて物凄い勢いで天に上っている。冬の寒さを吹き上げるように。
冬将軍に対する大室山の最後の一撃だ。

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山はしばしの休息の時間に入った。
何ごともなかったかのように静かなたたずまいを見せている。
黒く焼けこげた山肌は1ヶ月もすると緑の衣をまとう。
「伊東の人たちは凄い事をやるんだね」、観光客が友だちと語っていた。
ウ~ン!地元にいても、何度見ても凄い。oomuro8